第14回大林賞はコッチャコーン・ヴォラホム氏に決定
2025年度の研究助成などは、研究者らに132件、総額180,352千円を決定しました
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サステナビリティ
公益財団法人大林財団(理事長:大林剛郎〔大林組 取締役会長 兼 取締役会議長〕、所在地:東京都中央区)では、第14回大林賞の受賞者と2025年度の助成対象者を決定しました。
第14回大林賞
大林賞は、都市が抱える諸問題の解決に多大な功績があった研究者をはじめ、都市のあり方や将来像に指標を与え、あるいはそれらを実践することによって社会に大きく貢献をした者を顕彰するもので、2年ごとに実施しています。
第14回を迎える今回は、大林賞の受賞者には、タイのコッチャコーン・ヴォラホム氏が選ばれました。2026年秋に同氏を日本に招き、授賞式ならびに関連セレモニーを開催する予定です。コッチャコーン・ヴォラホム氏には、賞金1,000万円が授与されます。
授賞理由
コッチャコーン・ヴォラホム氏は、都市環境、人々の生活、そしてその双方に深い影響を与える「水」の存在――これら三者の根幹的な関係性を再構築することにおいて、卓越したリーダーシップを発揮してきました。多角的な手法を用い、インフラ、オープン・スペース、建築といった具体的な形を通じて実効性のある戦略を推し進める彼女の強い信念は、都市デザインの新たな可能性を照らし出し、未来への希望を抱かせるものです。
彼女の代表作であるバンコクのチュラロンコン大学キャンパスのランドスケープデザインをはじめとする優れた実績は、力強いメッセージを放つとともに、多様な空間表現の広大な可能性を提示しています。柔軟なアプローチと環境の質に対する妥協なき追求を両立させ、一つ一つのプロジェクトに揺るぎない献身を持って取り組む姿勢は、最高レベルの賞賛に値する忍耐力、情熱、そして専門家としての卓越性を体現しています。タイ、そしてアジアから発信される彼女のメッセージは、日本、アジア全域、そして世界中の人々に感銘を与える独自の力を持ち、支持と連帯の輪を広げています。 その人格、優れたマネジメント能力、そして類いまれなプレゼンテーションスキルは、彼女の説得力ある影響力をさらに高めており、この分野における先見的なリーダーとして彼女を際立たせています。
2025年度の研究助成など
2025年度の研究助成などの選定にあたり、2025年10月1日から10月30日までの期間に助成対象を募集したところ、大学その他研究機関から多数の応募をいただきました。選考委員会(大西隆委員長 :東京大学名誉教授)による選考・審査の結果、115名の研究者と、12件の国際交流、5件の国際会議、10件の展示会に対する助成(総額 180,352千円)を決定しました。
各助成の内訳は、以下のとおりです。
研究助成
➀一般研究者への助成
都市計画・都市景観、都市環境工学、都市交通システム・エネルギー計画、建築技術、都市建築史・都市と文化、都市政策・都市経済などの分野を対象とした一般研究者への助成については、大学などの研究者から198件の応募があり、88名の助成を決定。
(計 128,680千円)
➁奨励研究助成
大学院、博士課程などに在籍し、都市に関するテーマを専攻する若手研究者への助成については、47件の応募(推薦付き)があり、25件の助成を決定。
(計 19,960千円)
➂在外実務研修助成
大学院、博士課程などに在籍し、都市計画または環境・土木・建築設計を志す学生に対し、海外での実務経験の機会を与え、より広い視野から都市を考える研究者育成を目的とする助成については、4件の応募(推薦付き)があり、2名の助成を決定。
(計 1,800千円)
国際交流に関する助成
都市に関する学術的な国際会議や学会、または共同研究のために来日する外国人研究者の招聘(しょうへい)助成および同様の目的で渡航するわが国研究者の派遣助成については、30件の応募があり、12名の助成を決定。
(計 10,590千円)
国際会議に対する助成
わが国で開催される国際会議への助成に対しては12件の申請があり、5件の助成を決定。
(計 7,500千円)
講演会・展示会・セミナーなどへの助成
展示会などに対する助成については10件の応募があり、10件の助成を決定。
(計 11,822千円)
大林財団では、今後も引き続き、都市に関する学術研究の助成活動を積極的に行う予定です。
また、2026年度の各助成事業への募集は、応募期間を10月1日から10月31日までとし、大学その他研究機関を対象に行う予定です。
以上
この件に関するお問い合わせ先
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