カンボジア国道5号線改修工事プロジェクトがJAPANコンストラクション国際賞を受賞
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サステナビリティ
2026年9月3日、国土交通省が主催する「第9回JAPANコンストラクション国際賞(国土交通大臣表彰)」の表彰式が開催され、大林組がカンボジアで施工した「国道5号線改修工事 中央工区 コントラクトパッケージ2(プルサット―プレイスベイ間)」が建設・開発プロジェクト部門において受賞しました。なお、大林組がJAPANコンストラクション国際賞を受賞するのは、今回で7回目です。
JAPANコンストラクション国際賞は、日本の優れた技術力やプロジェクト管理能力などを通じて、質の高いインフラを実現した海外プロジェクトを表彰するものです。海外における日本の建設業の競争力向上と海外進出の支援を目的に2017年度に創設されました。
カンボジア国道5号線は、首都プノンペンとタイ国境を結び、アジアハイウェイ1号線の一部を構成するカンボジアの主要幹線道路です。既存道路は老朽化や幅員不足が課題となっており、輸送能力と安全性の向上が求められていました。
本プロジェクトは、カンボジア国道5号線の既存道路と橋梁を改修し、道路を2車線から4車線に拡幅する工事です。全工事区間366kmのうち、大林組は中央区間のプルサット州からバッタンバン州にまたがる47kmを担当しました。
4車線化により大型車両を含む道路の交通容量を高め、交通の円滑化に寄与しました。その結果、プルサット~プレイスベイ間の移動時間は、着工前の約3時間から約1時間へ短縮。さらに市街地では、雨水排水設備と歩道を一体的に整備し、沿道の衛生環境と歩行者の安全性の向上を図りました。
着工前には、カンボジア地雷対策センターと連携して地雷リスクを排除しました。また、ドローンとウェブカメラによる常時監視やICTを活用した施工管理と綿密な工程計画により、品質と安全を確保しながら、2カ月の工期短縮を実現。工事にあたっては1,400名超の現地人材を雇用し、日本人技術者による現場指導を通じて品質・安全管理を伝えるとともに、女性の雇用と技能習得を後押しし、女性の社会進出と持続可能な雇用に貢献しました。徹底した安全管理により、770万時間無事故を達成したことも、本プロジェクトの大きな特長の一つです。
今回の受賞では、道路の長寿命化や、男女を問わない雇用と人材育成、安全管理の徹底、建設DXを活用した進捗管理や資機材配置の最適化、保証期間中の自主的な道路清掃など、地域に根差した高品質なインフラ整備と現地建設技術の向上に貢献した取り組みが高く評価されました。
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都市部において4車線に拡幅した道路
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日本人技術者が現場で直接指導する管理体制を構築
大林組は、これからも国内で培ってきた建設技術やノウハウを海外でのインフラ整備に生かし、安全で安心して暮らせる社会の実現に貢献していきます。
| プロジェクト名称 | カンボジア国道5号線改修工事 中央工区 コントラクトパッケージ2 (プルサット―プレイスベイ間) |
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| 施工場所 | カンボジア王国 |
| 発注者 | カンボジア王国公共事業運輸省 |
| 設計者 | 片平エンジニアリング・インターナショナル、 オリエンタルコンサルタンツグローバル、 Khmer Consultant Engineering |
| 施工者 | 大林組 |